一押し映画(^_^)永遠のヨギー

皆さん、こんにちは。
GWいかがお過ごしでしょうか?

私は1日に千円になるので、映画を観てきました。
私が影響を受けたパラマンサヨガナンダの本「あるヨギの自叙伝」が
今回映画となって日本に上陸したのです。

本も映画もオススメです。
本はかなり分厚いですが、肉体だけでなく色んな意味でヨガの深さを知りたいからは是非読んで観て下さい。
東京ではユーロスペースさんで上映ちゅうです。

スティーブジョブズが唯一端末に入れていた本がこの自叙伝だそうです。
経営したり、道を切り開きたい人にもいいのでしょうか。

 


 

 

 

 

 

 

 

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映画を映画館で観るということについて

こんばんは僕です。

今日は多摩川沿いを車で走ってたら、8割がた咲いている桜の木を数本見かけました。
こんな時つくづく思うのは、いつだってその変化の過程を生きている筈なのに、常に結果だけを突きつけられているみたいで、
過ぎ去ってからでしか、はじまりも、終わりも発見することが出来ないのか! ・・・・・

という事で、本日のタイトルにありますように、映画を映画館で観るということについて、少しお話してみようかと思います。

以前も書いた事がありますが、20代前半の頃、アホみたいに映画館に通いました。

そうですね一番多い週とかで、週末に5本立てオールナイト観て、月曜に早稲田松竹で2本、水曜に旧文芸座で2本、そして金曜封切りを1本みたいなペースの時もありました。

正に頭の1/3は映画という栄養素で成り立っていると言っても過言ではありません!

しかしこんな僕も、今じゃ週末となれば子供を遊びに連れて行かなきゃいけませんし、去年なんて結局1度も映画館に行くことはありませんでした。

そこで今日は久しぶりに映画館に行きたいな~って気持ちを慰めながら、映画館の思い出と共に、劇場で見ることの楽しさを伝えていきたいと思います。

① どんなつまらない映画でもとりあえずは最後まで観てみよう!

もちろんDVDレンタルだって、お金が掛かりますが、劇場で観ると千幾らは必要となる訳です。だからとりあえずは最後まで観よう。って気持ちが働きます。

これはどんな人の話でも一応最後まで耳を傾けてみようかな?って人への優しさにも繋がります。

そして、もちろん早送りも、一時停止も出来ません。これは現実世界も同じです。

必要なものを、必要なタイミングで、そしてそれが危険なほど、ひたすら純粋に個人単位へと欲望が肥大化していく現代に於いては、この点は非常に重要な要素ではないでしょうか。

勿論、退場することも可能です。その場合、当初自分が希望を抱いて、その価値に於いて支払ったお金は無駄になります。

しかし、そこで支配人に『金を返せ!』って言う諍いを起こしても、それはそれでひとつのドラマです。

 

②映画館で寝るという、甘美な誘惑と、ささやかな背徳感について

 

『お前、その前の話と矛盾してんじゃねえか!』って感じですが。
この背徳感が最高なんです。

不正蓄財をしていた中国共産党幹部の子息達が、夜の社交場で紙幣を燃やして遊んでいるのと近い感覚(かなりスケールは違いますが、、、)

ここで言う背徳感というのは、本来の目的じゃないことに、お金と時間が使われてしますことですが、映画館は勿論、寝る事を目的とした場所ではありません。(昔の名画座はホームレスのおじさんや、外回りのサラリーマンが寝る目的で来てることもありましが)

僕の当時の映画を観るスタンスは、評論を書くが如く意識でいましたから、わからない言葉や引用されるものは、全てメモして後から調べたりしてました。(例えば家でビデオでゴダール作品を観たりするときは、一度は普通に観て、まだネットの普及してなかった当時、二度目は辞書を膝に置いて調べながら観るといった具合です)

なので、どんなに寝不足だろうが、熱があろうが、映画館に行くわけです。なので、色々自分に言い訳しながら、どうしても寝ることがあったりする訳です。

しかし、寝たからこそ、気付く事が出来た映画とかもあります。

僕が知るもっとも眠たくなる映画監督は、

 

どぅるるるるるるるるるるるる・・・・・・ ジャ・ジャーン

 

1位 ソ連の巨匠『アレクサンドル・ソクーロフ』

 

 

2位ギリシャの巨匠『テオ・アンゲロプロス』

 

 

3位これまたソ連のタルコフスキー・・・と

行きたいとこですが、バランスを取って、

 

20世紀を代表する映画監督の一人『イングマール・ベルイマン』でしょうか。

 

 

ベルイマンは全ての作品が眠たいって訳ではありませんが、強烈に眠たくなるのがあります。あと70年代のアントニオーニも眠たいですね。
あと、ヴェンダースの作品で、列車がトンネルに入ってトンネルを出るまでの間の実際の時間を、映画の中で同じ尺を使って演出して、プロデューサーと揉めたという有名な話があるが、ヴェンダース本人はそのシーンに実時間を持ち込む事に非常に重要な意味を込めたんだろうけど、このプロデューサーは多くの人の意見を代弁して、暗闇と車輪が枕木を踏む音だけが5分も流れたんじゃあねえ!と言いいたかったのでしょう。

と、作品単位で言うともっと沢山出てきますが、、、

あるとき寝てしまって、起きた時、気付いたことがあったんです。

『畜生~15分も寝てしまった! でも寝る前と、画面の風景も同じだし、何も変わってないように感じる ああ また寝てしまう!!!』(これがハリウッド映画だったら大変ですよ。男が女になってるかもしれません。もうついて行けない状況に陥ります)

みたいな、事があって、これはなんだ?と考えた結果。

時間の流れる速さがきっと、その国や地域性や時代で違うんだな~

でもそもそも時間の概念とはなんだ?

そもそも存在するのか?

そして僕が認識しているこの空間とは?

みたいに、物理学的な問いも、ヨガ的な問いかけにも発展していきます。(単純に言えば超長回しが多いんでしょうが)

正にダダでは寝ないぞ! みたいな。

この偉大な監督達の名前を挙げて、作品についてひとつも触れないとは、大変失礼なことですが、

ここでは、結果的に眠くなる映像を作り出してしまう作家の作品はいかなるものか?
という興味を抱いてくれたらと思います。

勿論、ここで挙げた監督の作品は、一見して思わず眠たくなる雰囲気があるだけで、目が離せなくなるほどの名作ばかりです。

ただ僕自身寝たこともあるし、その後もう一度チャレンジして、印象も変わりました。

しかし、かなりの長文になりそうですので、何回かに割けて(興味を持ってる人が居るか心配ショック!

この続きはまた近いうちに。
それでは、みなさん、がちょっとづつ咲いてく様子を見逃さないでくださいね!

先週知ったこと

こんにちは、はなえです。
空気の匂いもすっかり冬、みなさま、いかがお過ごしですか。

女優の原節子が天国へ召されたことを、先週知りました。

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小津安二郎の映画が大好きな私、

当然、彼女の大ファンです。

…とブログを書き始めても

正直何を書いたらいいのか、わかりません…(>_<)

心の中で、ありがとうを言うしかないみたい。

大学生の頃、彼女の映画に何度も何度も逃げ込ませてもらい、助けられました。

めったにサボらなかった授業サボって上映会に行ったのもいい思い出。

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テレフォンカード。

夜遅くに帰宅し、お台所でお茶漬けをすするシーンなど秀逸です。

ドストエフスキーの白痴が釧路舞台で映画化されましたが、(これは黒澤映画)

ナスターシャに、説得力持ってなれるのは彼女しかいません。

本当に伝説になってしまいました。

どうぞ安らかに。

心からありがとう。