今月は、【
陰陽のバランスを整える】

ことをテーマにしたクラスで、皆さんとレッスンしてきていますが、
月1回の
陰ヨガのクラスも

その流れを受けたプラクティスをしていこうと思っています。
年内は、月末の週の30日(水)は午前中でレッスンが終わりになるので、
23日(祝・水)が陰ヨガDAYになるので、ご注意くださいませ

陰ヨガのクラスの中では特に
中医学の『陰陽五行』の思想を意識した流れで、
体の内側からの自然治癒力を高めることを意識しています。
森羅万象、宇宙の全てのものは陰と陽の二極に分かれているのと同様に

人間の体もすべて陰と陽に分かれていて、人体を構成しています。
漢方では、身体のバランスを整えるには、気・血・水の流れが
バランスよく流れることが大切だといいます。
陰と陽で、この気・血・水を分けると、
“気”はエネルギーであり、気力・体力・活力など、陽を担っています。
“血”と“水”は全身を循環して体に栄養を行き渡らせる、陰の担当です。
気・血・水の陰と陽のバランスを整えることで、健康状態は保たれます。
その全身の陰と陽の大きな要となっているのが、五臓では「腎」であり、
腎には陰(腎陰)と陽(腎陽)の働きがあるのです。
ということで。
今月の陰ヨガテーマは
【腎の経絡、腎の陰陽のバランスを養う】 です。
よくクラスの中で、『養生』という言葉を使いますが、
これは、「生を養う」という意味があって、
長生きするために自分の体を大切に、慈しみながら生きましょうという教えです。
いまの冬の季節を健康に元気に暮らすには、【水】の養生が必要とされます。
寒い冬、自然界で生きる動物たちは冬眠しますよね

それと同様に、人間も本来は活動を抑え、春身体の体内に気を蔵する季節と言われ、
【水】は、五臓では「腎(膀胱)」の経絡が関係します。
特に「腎」には、生命活動の根源とされる生命エネルギー=「精」が蓄えられていて
「精」は「腎陽」と「腎陰」に変化します。
腎の一番重要な機能は、
この生命エネルギー「精」を貯蔵しておくことにあるといわれています。
「腎陽」は、全身の陽の気の源であり、
全身を温める効果や機能させたりするエネルギーの源です。
「腎陰」は体を潤わせて滋養させます。
「腎陽」と「腎陰」を補うことは、健康維持のためにもとても大切で、
逆に弱まってくると、全身の器官の働きが弱まり、骨粗鬆症や耳鳴り、健忘、睡眠の不調、生殖機能の低下といった、いわゆる老化の症状が現れます。
エイジングケアのためにも、腎の気を整え、陰陽をバランス良く養うことは重要ですし
これからますます寒くなる冬の季節
、
陰ヨガのプラクティスをひとつでも覚えて帰って頂いて
日々のケアに取り入れながら、
ぜひ体の機能を高めて、今期の冬も元気に過ごすエネルギー、
精を養生していきましょう
陰ヨガ <西小山スタジオ>
12/23 (水) 19:30~20:50
※運動量が少ないため、陰ヨガの時はあたたかい服装でご参加くださいね
四季の変化を楽しむことも、心の養生のひとつ

この季節にしか見られないイルミネーションを楽しんできました
