こんにちは。
青葉台スタジオで日曜15時30分より、イシュタヨガを担当している、ひとみです。
歯のメンテナンスにはよほど気をつけているつもりですが、恥ずかしながらそれでも治療しなければいけないほど虫歯が進行してしまいました…泣。
言い訳しますと、思い返せば今年の夏、子どもからもらった風邪をこじらせ、かなり体調を崩してしまいまして、定期検診もやむなく延ばし延ばしに…まあ要するに歯のケアが行き届いていなかったのです。はい。
規則正しい生活が健康の基本だと思うんですが、健康じゃないと規則正しい生活を送るのが難しいときもあるのですよね…いやはや子育て中の体調管理の難しさを実感しております。
そんなわけで、歯医者さんの診療台で治療をしていただきなら、私はなんとかして「リラックスしよう、呼吸を整えよう」なんならマントラ(ソーハム)を唱えて落ち着こうと色々あがいておりました。
が、そうしようとすればするほど心拍数が上がるのが感じられるのです!なんで!?
ギュイーン!ギリギリ!
この不快極まりない音と振動(皆さんもご存知?)にどんどん意識がフォーカスされていきます!どうして!??
この場合、今の不快な状況を私は嫌というほど認識していて、いわばその不快な状況を否定するための手段としてのリラックスを羨望していたわけです。リラックスというのは、結果としての状態であるはずなのに!
つまりリラックスしようとすればするほど現実である不快な状況が強調されてしまう。否定的で不快な状況は脳にとって一大事です。一大事にフォーカスされるのは当たり前ですよね。
そこで私は、不快だと思っていること自体に意識を向けることに舵を切りました。不快であり、何なら緊張していることを認めてみたのです。
「こんな音がして緊張するに決まってる!不安で当たり前だよね」と。
最近少し集中して不安や痛みの扱い方にかんする本を読んでいたのですが、それを活かす機会となりました。すると、変な緊張感がどんどん体から抜けていくのがわかりました。継続的な勉強は確実に意味があります笑。
確かに痛みは消えませんし、不安でもあります。でもそれらと一緒であるということが受け入れられるのです。
ああ、これがマインドフルネスであるということか。
現状を認知するということは、時に辛さをもたらすものであったりします。
しかしそこには「あるがままである」と同時に「あるがままでしかない」という自由があるのです。
痛みや不安、イライラする気持ちや怒りと闘わなくていい自由です。
ヨガをしている最中の、自分の中で完結するような一体感は、たとえ不快と感じられる状況下でも得られるものなんだなぁというのは新鮮で貴重な体験でした。(これまではひたすら気をそらしてやり過ごしておりました!)
例えモヤモヤすることがあったり、嫌なことが忘れられなかったり、体が痛かったりしても、それらを丸ごと抱えるという道があることは、希望でもあります。
そんなことを今後のクラスのテーマに取り入れていきたいと思いました。
イシュタヨガ
日曜日 15時30分〜16時45分
@青葉台スタジオ
皆さまのお越しをお待ちしています!
ひとみ