【1/27】第11回OJAS映画上映会「恋する惑星」

今月の上映作品は

90年代のミニシアターブーム。僕らの世代を代表
する映画監督の作品を3ヶ⽉月連続でご紹介!

【恋する惑星】

監督: ウォン・カーウァイ 1994年⾹香港映画 上映時間100分
出演: トニー・レオン/フェイ・ウォン/⾦金城武/ブリジット・リン

1/27(土)開演19:00 入場無料!
(5分前にはご来場ください)

開場:武蔵小杉スタジオ
食べ物飲み物持込OK! 会員様以外もOK!
お友達やご家族もご一緒に楽しみましょう!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

僕が上京した95年。そこからの10年間は映画館が第⼆二の我が家ってほど通いつめてた。そんな東京⽣活1年⽬にミニシアターで爆発的にヒットした作品がこの『恋する惑星』。
それまで香港の映画と⾔えばジャッキー・チェンしか思い浮かばなかった僕らにとって、なんと⾔ってもお洒落だったし、紛れもなくその当時はこれ観てないならイケてなかった(笑)そんな映画です。

香港という街はどことなく未来的で空虚な雰囲気が漂い、そのポップでスタイリッシュな映像(結局は撮影のクリストファー・ドイルのカメラがウォン・カーウァイ作品たらしめる存在だった)その中で繰り広げられる恋愛模様。

この作品にはそれまでの映画にはない新しさがあったから、若者達の心を捕らえたんだと思う。

そしてこの映画をヒットに導いたもうひとつの理由として外せないのがザ・クランベリーズの「ドリームス」を主演のフェイ・ウォンがカバーした曲がエンド・ロールに流れる。
この曲が映画館の暗闇の中で響き渡ると、その映画の続きのまま⾃分の空想の世界を⾶び⽴つことができた。

映像・音楽・脚本・俳優ひとつでも⽋けたらヒット作は生まれない。中国返還を目前に控えた香港の空気感も感じられるエネルギッシュな作品。

これを観ずに死ねるか!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まだ無名だった⾦城武を一躍有名にした作品



 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ちょっと昔気質なトニー・レオンが最⾼

結局はみんなスクリーンのフェイ・ウォンに夢中だった