【2018/6月号】いよいよ本格的ブーム到来!日本人シェフが作るインドカレー

5.ビートイート (beet eat) – 喜多見
最寄り駅:小田急線 喜多見駅
住所  :東京都世田谷区喜多見9-2-18 喜多見城和ハイツ B1F
電話番号:03-5761-4577

なかなか行きづらい場所ですが、駅からは近いです。そして急に閉まってたりもするので行く前にちゃんと確認することをおすすめします。
さてビートイート、このお店の特徴はなんと言っても『ジビエ』を使ったカレーということ。「なんだよジビエなんて今どき珍しくないじゃん」とか思ったあなた。お黙り!
ここも女主人(気づけは今回女性シェフ多し)お黙りってなんだよ。ってことかと思われるでしょうが、なんとここのお肉は、自分で猟銃打って狩をして来た肉を出してるんですよ。よく食事の席の冗談で、提供が遅いとき「魚釣ってきたのかな?」とか言いますが、マジです。
肉アレルギーでマクロビを真摯に突き詰めた主人が

「オーガニック野菜は手に入るけど、オーガニックミートは売られていないですよね。それに、食肉が店頭に並ぶまでの過程を調べたら、あまりにも不透明で不自然なことを知って、これは自分で獲りに行こうと。それも、東京に住んだままで猟をやりたいなって。東京にいて、仕事もあって、鹿も獲れたら最高じゃないかって。」

ってこの発想こそサイコー!!!
そんでカレーの味もサイコーだし、その一杯の重みを感じてなお更味わい深い。夜もカレー以外の色んな料理も食べれて。ジビエ料理の店としても稀有な存在です。一見色物扱いされそうな店かもしれませんが、そんな偏見取っ払って、マイケルのビートイットで心を躍らせながら、来店してみるべし!

喜多見 ビートイート

 

6.高円寺 スパイスカレー青藍
最寄り駅:JR中央線 高円寺駅
住所  :東京都杉並区高円寺北2-41-15
電話番号:03-5327-8342

ここは、お店構えは「THE 居抜き!」とにかくお金をかけずに仕上げた、というよりそのままの内装。しかし味はと言うと・・・これから行列必須のカレー屋であること間違いなし!
その特徴は和風のお出汁。

そんなどことなく日本人のDNAを刺激してるんだけど、ちゃんとスパイスも刺激的です。スパイスの中にも確りとした旨みがある。みたいなそんな意味でも個性的な、南インドニューウェーブの派生系とも言うべきお店。トッピングを色々乗せるとあれまと、スリランカ風に早変わり。とにかくド嵌りした僕。ああ今日も食べたいよ~

高円寺青藍カレー

 

7.タイカリーピキヌー – 駒沢大学
最寄り駅:東急田園都市線 駒沢大学駅
住所  :東京都世田谷区駒沢1-4-10 サエキビル 1F
電話番号:03-3422-7702

駒沢大学駅2軒目!!!今回紹介する中で唯一のタイカレー。でもタイカレーと言っても、一般的なタイ料理屋さんのカレーとは一味も二味も違います。

なんせ看板メニューはグリーンカレーじゃなくチキンカレー。

チキンカレーってタイ料理屋さんではめったに置いてありません。そのチキンカレーがもう独特と言うか唯一無二の存在感。完全なスープ上のカレーなんですが、なんでこんなに旨みが凝縮されてんの?って不思議なほど、兎に角辛いんですが、まるで魔法にかかったみたいにスルスル行けちゃいます。中毒性ありのカレーです。

聞いた話によると店長の山口さんが、かつて早稲田にあったメーヤウというカレー屋さんの店長をされていた時に編み出された『インド風チキンカリー』として生まれて受け継がれたカレーだそう。タイ南部からインドネシア・マレーシアにかけて食べられている「カリーアヤム」なる料理がベースみたい(でもココナッツ風味ではない)まあそこらへんの話はもうどうでもいいやい!というほど喉から手が出る美味なるカレーであります。ご夫婦のセンス抜群の内装も注目です。

駒沢 タイカレーピキヌー