最近は私もヨガのクラスで唱える時があります。

ご存知の方も多いかと思いますが、

「マントラ」はお経の元となった真言とよばれるものです。

「マントラ」はサンスクリット語で

「マン」はこころ、「トラ」は道具という意味で

アーユルヴェーダやヨガではマントラを唱えることをとても大切にしています。

もちろん仏教ではお経を

そして宗教は違えども、聖典や聖歌なども

唱えることは大切にされています。

繰り返し唱えることで

その願いが天や仏や神などに通じると言われていて

言葉には力が宿ると信じられているからでしょう。

宗教は関係ないですが

マザーテレサも言葉について

とても有名な名言を残しています。

思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから。

言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから。

行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから。

習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから。

性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから。

運命を決めてしまう、最初の段階に言葉があるのはとても興味深いです。

日本でも似たような言葉で「言霊」というのがあるように

言葉には魂や力が宿るようです。

私はマントラや、お経を聴いたり、唱えると

無駄な考え事が減り、心が軽くなるのですが

まさに言葉に宿っている力のおかげだと思っています。

人を傷つけるのも、たわいのない一言だったり

勇気や元気をもらえるのも、単純な一言だったり…

言葉で人の心というものが

とても影響されやすいことが分かります。

だからこそ日々、私たちが使っている言葉が

人間関係や人生をも

大きく左右してしまうのは確かでしょう。

日常から人間関係を豊かにする

心穏やかになるような言葉を使いたいものです。

もし人間関係がうまくいかない時や

どうしても心が不安定になってしまう時は

真言（マントラ・お経・聖典）の助けを借りて

こころを楽にすることは、とてもおすすめです。

私たちが普段使っている言葉を見直して

先人の智慧のある方々のお言葉を拝受しながら